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証券マンの理想と現実を話そうと思います

今日は、証券業界の理想と現実ってことをテーマに話していきたいと思います。

証券業界はきらびやかなイメージがあるけど、現実は泥臭く仕事をしている業界。
イメージにつられて新卒がたくさん入ってくるけど、そのギャップにやられて離職率はとんでもなく高い。

だからこそ現実を伝えて、証券業界を目指してる人たちの力になれればと思う。

さて!
なんとなくオシャレでスマートな人がクールに仕事をしているってのが証券マンの定説だと思うんですけど、それが本当なのかどうかを元証券マンの俺が解説していきます。

俺の経歴としては日系の証券会社に新卒から6年間仕事をしていた。

高学歴で優秀な人しか入れない

まず理想その1

証券業界は高学歴で優秀な人しか入れないっていうイメージを持っている人もいるかもしれないですけどそれは大嘘です。
俺自身Fラン大学出身で無能だけど、上場している証券会社に入社できてる。ゴールドマンとか、シティグループとかみたいに外資の証券会社なら高学歴で優秀な人しか入れないと思うけど、日系の会社ならFランだろうと何だろうと面接次第で入れる。

証券マンはとにかくガッツが大事だから、面接のときに大きな声でさわやかにしてれば大体何とかなる。

会社のお金を使って自分でトレードする

次に理想その2

ディスプレイが何台もあるデスクの前に座ってPCカチャカチャやりながら自分でトレードするってイメージ。いうなればデイトレを会社でするみたいな感じ。

これはあるっちゃあるけど、ほとんどの人はこの仕事を任されることはない。
良く、株の売買が得意だから会社のお金を使って自分でトレードして会社の収益をあげようって思って入社する人がいるけど、かなり狭き門なので無理だと思ったほうがいい。

そもそも大手の証券会社以外は自社でトレードをしてるところは少ないので、こういった仕事をする場合は必然的に大手の証券会社に入る必要がある。トレードをする部署をトレーディング部みたいな呼び方をするんだけど、この部署に配属されるのは本当に難しい。超優秀な人が数年かけて希望を出してようやく配属されるみたいなやり方だから、まったく現実離れした仕事ではないけど、そこで仕事をするのはかなり難しい。

給料、福利厚生が良い

次に理想その3 給料、福利厚生が良い

これは本当!実力次第で30手前で年収1000万近くいく人もいる
福利厚生もかなり良くて、借り上げの社宅が合ったり、10万まで家賃手当が出たりする会社もあるからこの点に関してはすごくいい業界だと思う。
ただ、仕事がきつすぎるから内容に給料が見合ってるのかというと正直微妙ではある
理想的かって言うと難しい

お客さんは会社がくれる

最後に、これは理想っていうか、入社する前から想像しておかないといけないことなんだけど
そもそも株を売る相手は自分でつくらないといけない
株を売るのも、投信を売るのも相手がいないと成り立たない。

普通の会社は、取引先がいるので自動的にお客さんがいて、先輩から仕事を教えてもらって徐々に引き継いでみたいなことをしていると思うけど、証券会社はそんなことはしない。

自分のお客さんは自分で作らないとダメ。本当に初めから自分で作る。作り方は、営業マン次第だけど電話帳から電話をかけるか、飛び込みで営業するかのどちらかになることが多い。

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